あの、国民的子ども向け忍者アニメに酷似した世界にやってきてしまいました。
学校から帰って来たらいきなり見知らぬ和室にダイブし、私はすぐにまたかーと状況を理解したのですがその場は騒然としておりました。あらー。
こういう展開は初めてだなー、面倒なことになっちゃったなーと困惑したけど、よくよく話を聞くとなんと私がトリップしてきた原因は学園長にあるらしかった。
なんでも、蔵に保管してあった怪しげな古い書に記載されていた怪しげな術(異界から■■を喚び寄せる術)とやらを面白そうだからという理由で周囲の反対を押し切って実行してしまった結果、私が忽然と現れたとのことで。学園長は先生方にものすごい勢いで怒られていた。あー、そりゃ自業自得ですね。
まぁまさか本当に何か喚び寄せちゃうとは思わなかったんだろうけどね。ちなみに“異世界から■■を喚び寄せる術”の■■の部分は虫食いで判別できなかったらしい。
喚び出されたのはこっちだってのに「危ない人」「怪しい人」呼ばわりされてショックを受けたので、じゃあまたその怪しい術とやらで帰らせてくださいって云ったらなんとも残念なお知らせが返ってきた。
そう、なんと、「帰し方がわからんのじゃ(エヘ)」って。
そんな殺生な!結局、責任取れやこらー、ってことで学園に置いて頂けることになりました。別に脅した訳ではありませんよ。ええ。まぁちょいとばかり凄んだくらいです。
いやね、学園に置くのがダメなら別にどっか他でもいいから生活の面倒見てくださいってちゃんと折衷案出したよ。でも外に出してなんかやらかされても困るからだったら学園に置いて様子を見た方がいいってことに先生方の意見は落ち着いたのであります。
というわけで私が異世界から来たってのはスルーされたかのごとくあっさり皆さんに承認されてしまいました。あれーと思わないでもないけど、信じてくれるならそれに越した事はないので特に気にしない事にした。ご都合主義万歳です。