Well , what do you want?

寝る直前にこんな声が聞こえたこと、ないですか?
私にはあったんです。それもつい昨日の夜です。
夢の世界に片足を突っ込んだような意識の中聞こえた声に、私は何の疑問も持たずにこう答えました。

「夢のような世界で悠々自適生活を送りたい!」

わー、なんか文章にするとすごく恥ずかしい。でもでも、誰でもこういう願いって持ったことありますよね?ね?!
とまぁ前置きが長くなってしまいましたが、とにかくそういうことがありまして。だからどうしたっていう話に普通ならなりますがところがどっこい普通じゃないんですよ。普通じゃないことが起こったんですよ!

なんとまぁ、願いが叶っちゃいましたテヘペロ。

いやぁ、昨日はなんだかやたらといいことばかりが立て続けに起こって、こりゃ大変ついに私の時代がやってきた!なんて調子に乗っちゃうほどで、もしかしたら今願い事云ったらなんでも叶っちゃうんじゃね?とかすんごいおめでたい思考になっていたことは認める。
だがしかし、まさかそんな夢みたいな願いまで叶っちゃうとはなー。夢にも思わないっていうか。あ、夢か?夢なのかこれはそうかそうか夢か納得。

「あいて」

「夢じゃないって云ってるでしょ」

「はい、すみません」

皆さん、正面をごらんください。こちらに見えますのがかの有名なトム・M・リドルさまでございます。しかも若いのよ。実年齢聞いてないけどおそらく20代くらいなんですよ。そう、つまり、お噂通り大変麗しく大層かっこよく超絶イケメンでございます。

「あいて」

「また変なこと考えてるでしょ」

「あのぅ、開心術やめてもらってもよいですか」

「してないよ。君がわかりやすいだけだから」

「あ、そうですか」

ぺちりと杖の先端でデコを叩かれるって地味に痛いんですよ皆さん知ってました?
さっきから4、5回は叩かれてるから多分赤くなってるなコリャ。
説明しよう!朝目覚めると見知らぬでかいベッドに寝ていてそれに見合った広々とした寝室で「はて私の部屋はこんなスウィートでゴージャスなルームであっただろうか?いやでも、そういえばそんな気もするけどなんだろうこれ昨日まではなかった記憶がある!あんびりーばぶるや!」とぐるぐる考えている間に彼ことリドルさまが登場なされてかくかくしかじかと説明を受けて今これに至る。終了。
ま、なんだ。簡単に云うと私は彼の実験に巻き込まれたってことらしい(なんの実験かよくわかんないけど)(怖くて聞けないけど)。
帰れないらしいけどまぁ私の望みが叶ったということでもあるし、世界を救うとかそういう大層な召喚ではなさそうなのでおーるおっけーのーぷろぶれむあいはぶあどりーむあいきゃんふらいどりーむずかむとぅるー。







リドル
自分とヒロイン至上主義。他はどうでもいい。完璧を絵にかいたようなイケメン。ひょんなことからヒロインの存在と自分の未来を知り急激に世界征服がどうでもよくなった。それ以降完全に開き直り腹黒どころか真っ黒に。魔法オタク。今の野望はサラザール・スリザリンを超えること。苦手なものはない。天才。たぶん最強。