「あるじさま~!おあいできてうれしいです!!」
「私も~!今剣ちゃんに会えて嬉しい!!」
ぎゅっと抱き着いてくるいまつるちゃんマジ天使。ほわああ可愛い~。なんかいい匂いするまじ天使。
「あるじさまいいにおいがします!」
「そうかな~今剣ちゃんもお日様の匂いがするね」
「えんがわで、みなでおちゃをのみながらまっていたのです!」
「そっかそっか~」
「ぼくがくるとき、三日月さんがうらやましそうにしてましたよ?」
「あー、うん、さっき薬研にも聞いた」
なんだか私の勝手な都合で後回しにしてしまって申し訳なくなってきた。でも、ことは生死にも関わる…かもしれないのだ。堪忍してください。
「ふふっ、でもぼくはあるじさまにはやくあえてうれしいですけどね!」
「わーい」
薬研といい、今剣ちゃんといい、そんなに喜んでくれるんじゃ三日月さんへの罪悪感も薄れるというものよ。ごめんなさいおじいちゃん、もう少しお待ちください。とまだ見ぬ三日月さんへ謝罪の念を飛ばしていると、いまつるちゃんにじーっとみられていた。出た、『みつめる』攻撃。
「岩融が、あるじさまはちいさくてあいらしいといっていましたが、ぼくにいわせればちいさくないしびじんです!」
「そ、そう?ありがとう。そんな褒められると照れちゃうなぁ~。あっ、差し入れにもらったお菓子があるんだけど食べる?」
「いただきます!」
褒めても何も出ないぞ~と思ったけどもらったお菓子があることを思いだして封を切った。我ながらチョロい。おいしいです!と嬉しそうにお菓子を頬張るいまつるちゃんほんと癒される~。
「あるじさまもたべましょう!はい、あーんしてください!あーん」
「え?あ、あーん」
「どうですか?おいしいですか?」
おいしいよ。いまつるちゃんからのあーんで美味しくないはずないよ。とほっこりしていると、今剣ははっとした様子で姿勢を正した。どうした。
「あるじさま、ぼくはあるじさまにいいたいことがあったのです!」
「な、なんでしょう?」
「あるじさま、ぼくはいま、まいにちがたのしいです!ぜんぶあるじさまのおかげです!ありがとうございます!」
「今剣…私も、みんなのおかげで毎日楽しいよ。こちらこそありがとう」
「そうなんですか?じゃあ、おたがいさまなんですね」
「うん、そうだね」
「えへへ、あるじさまだいすきです!」
ぴょん、と座っていたソファから立ち上がって抱き着いてくる今剣ちゃん、何度も言うけどまじ天使です。
「あるじさまはやわらかいですね~。岩融とはせいはんたいです」
「あはは、確かに岩融すごく筋肉質で硬かったもんね。びっくりしちゃった」
「え…なぜそれを」
「あ…えーと」
「岩融にへんなことされたんですか?!」
「されてないされてない!むしろ抱きついたの私の方からだったし!」
ムーっと疑いの目を向けられています。いや、ほんと、変なことはされてないよ?うん。
「なにかされたらぼくにいってくださいね!うんとしかっておきますから!」
あっ、むしろ三日月さんや小狐丸さんにはきをつけてくださいねって、あ、うん。今剣ちゃんから見てもその二人って要注意なんだ?でも、気をつけるってどうしたらいいのかね?まあ対処法もどうくるかもわからないし出たとこ勝負ですな。だいじょぶだいじょぶ。
三条の癒し。